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長家 康展; 奥村 啓介; 森 貴正
Transactions of the American Nuclear Society, 95(1), p.662 - 663, 2006/11
原子力機構では、1980年後半より汎用中性子・光子輸送計算モンテカルロコードMVP及びGMVPの開発を行っている。これらのコードは初期の段階においてベクトル計算機向けに設計され、その後、ワークステーションクラスタを含むさまざまな並列計算機向けに並列化された。コードの初版はJENDLやENDF/Bなどの断面積ライブラリとともに1994年に国内において公開された。それ以来、多くの機能が追加され、日本中、特に原子炉解析の分野において幅広く用いられてきている。最近、これらの機能を含むMVP/GMVP第2版が世界に向けて公開された。この論文ではMVP第2版の主な特徴と新しい機能について述べられている。
奥野 浩; 須山 賢也; 高橋 聡*; 渡辺 庄一*; 外池 幸太郎; 三好 慶典
Transactions of the American Nuclear Society, 95(1), p.283 - 284, 2006/11
「濃縮度5wt%を超える軽水炉ウラン酸化物燃料の実用化に関する技術開発」事業を6機関(テプコシステムズ,京都大学,武蔵工業大学,日本原子力研究所,グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン,東芝)の連携の下で経済産業省からの受託として平成16年度に実施した。今回の発表は、旧日本原子力研究所,現在の日本原子力研究開発機構の担当分におもに基づいており、以下の内容からなる。(1)関連データ及び審査指針,(2)核的制限値,中性子吸収材効果,燃焼度クレジットの計算例,(3)ウラン溶液実験の計画,(4)結論。